2023.06/26 高分子の破壊と劣化のセミナー
7月5日に日刊工業新聞主催により表題のセミナーが開催される。(https://corp.nikkan.co.jp/seminars/view/6553)
開催間際のPRとなるが、高分子材料の破壊と劣化の問題で悩まれている方は、ぜひ受講されることをお勧めします。
製品の信頼性について、損失関数を用いて許容差設計する方法はタグチメソッドとなるが、タグチメソッドを適用する以前の問題が高分子材料の耐久性問題では存在する。
20年ほど前の高分子学会誌にその特集があったが、あまり話題になっていない。金属やセラミックスに比較し、高分子材料の寿命予測はトランスサイエンスの問題となる。
タイタニック号の観光船、タイタンが爆発し沈没したが、FRP製だったという。金属ならば非破壊検査により疲労状態を予測できたが、FRPでは難しい。
御巣鷹山の飛行機事故では圧力隔壁の疲労状態から、墜落原因が特定されたが、材質が金属だからフラクトグラフィーを活用できたのである。さて、高分子材料ではーーーー。
セミナーでは教科書に書かれていない経験知も体系化し、形式知が不十分な高分子材料の劣化の問題に関して実務を進めるために知っておかなければいけない問題を整理して解説する。
カテゴリー : 一般
pagetop