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2023.11/24 AIブーム

2010年頃から始まった第三次AIブームは、過去二回のAIブームよりも長く続いているだけでなく、ますます勢いを増している。


第一次AIブームの時に当方は学生だった。コーリーの提唱した逆合成による有機化合物のデザイン手法は、コンピューターを前提にしたロジックだった。


当時は電卓が登場した時代でもあり、嶋氏とインテルのデザインしたマイコンチップが登場したばかりで、コンピューターと言えばIBM製の大型コンピューターである。


コーリーの逆合成の考え方によりFORTRUNによる合成プロセス自動化のプログラムも公開されただけでなく、専門の授業でもその手法に関して1問出題された。


当方はコーリーの考え方でシクラメンの香りをデザインし、それを卒業研究にしている。アメリカ化学会誌にはその成果がショートコミュニケーションとして掲載された。


この第一次AIブームと第三次AIブームとの大きな違いは、社会がそのブームにのみこまれているところである。そしてそれを支えているのはPythonと呼ばれるプログラム言語だ。


12月の無料セミナー参加者には、Pythonの開発環境の立ち上げ方を解説したパワーポイントの資料を無料提供するので、まだPythonをご存知ない技術者は積極的にご参加いただきたい。


来年になってもPythonなど知らない、と言っているような技術者は時代遅れである。今年の8月に発表されたようにMSExcel365にPythonが標準で実装される。

カテゴリー : 一般

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