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2024.02/03 シミュレーションの活用

コロナ禍初期に、俗称8割おじさんによるシミュレーションのおかげで、日本国中行動変容し、感染爆発を防ぐことができた。ワクチンが無かったときの防衛策として、唯一の最善の策はウィルスから逃げることだった。


以前この欄に書いているが、八方ふさがりの時にどこか逃げ道を探し、生き延びる力は重要で、生きておればその後何とかできるのである。最近ある漫画家の自殺が話題になって多くの記事が出ているが、記事を読む限り、何故自殺しなければいけなかったのか不明である。


公開されている情報では悪いのはTV局であり、漫画家はクリエーターとしての尊厳を守るために自殺を選んだことになる。この件に関して書き始めると当方の転職の話になるのでここまでにするが、8割おじさんの話題が最近無いので心配している。


少なくとも2020年の日本人は、この人のシミュレーションのおかげで命が助かったのである。ワクチンができてからは、経済優先となり、8割おじさんはフェードアウトさせられたのであるが、この時不思議に思ったのは、経済に関するシミュレーションが出てこなかったことである。


本来は、8割おじさんのクラスター理論と経済への影響が、シミュレーションで議論されるべきだった。今はなし崩し的に、40%以上の国民がコロナ感染する方向へ動いており、我が家の近所でもコロナ感染者が増えてきた。


多い人ではすでに3回かかった人がいるそうだ。当方はまだ一度も感染していないので、マスク手洗いうがいを丁寧にしており、おかげで手はガサガサである。


ワクチンのおかげでコロナ感染しても重篤になる確率は減ったが、それでもエイズ同様の構造をしたDNAの破片を体内に取り込むことには抵抗がある。


このウィルスのDNAについても変異のシミュレーションが行われており、ワクチン設計が行われているのだが、もう打つ必要が無くなるようなワクチンができないものか。


とにかく、このコロナ禍で日本人は皆シミュレーションの活用を体験しているのだが、その印象はあまりよくない。ニュースには検証ができていないことを責めている論調の記事がある。また、8割おじさんが厚生省から表彰されたという話もない。


「パーコレーション転移で学ぶPython入門」では、クラスター理論を8割おじさんのように数式で扱うのではなく、コンピューターの中で実際に実験を行うシミュレーターをPythonでプログラミングしながら学ぶセミナーだ。


さらに、このシミュレーターを使って製品開発した事例も最初に解説するので、シミュレーションスキルをどのように実務に活かすのか学べる。2月は2回セミナーを行いますのでお問い合わせください。

カテゴリー : 一般

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