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2024.08/17 食事の味覚

パリオリンピックの選手たちが帰国し、バラエティー番組ではその体験談を取り上げている。そこで共通して出てくるのは、選手村の食事。まずかったそうである。


まず、批判を覚悟で申せば、日本人ならば日本食の最もおいしい料理をおいしいと感じるはずである。帰国子女でもない限り、この味覚は変わらない、という実験番組を学生時代に見た記憶がある。


それぞれの分野で一流のシェフが同じ食材で料理を作って、アンケートにより序列を決める番組だったが、フランス料理は5番目だった。和食、中華、イタリアンまで順序を記憶しているから、フランス料理の5番目は、この時比較された10種の料理で特別旨いとまで評価されていなかったのだろう。


当方は、ゲテモノ料理はさすがに嫌いだが、食事に対して強い好き嫌いは無くても、フランス料理と和食との比較を聞かれたら、和食と答える。それも赤だしみそ汁がついた和食である。


筑波学園都市で1年半住んでいた経験がある。学園都市の中にはラーメン屋と街中華が多かった。フランス料理やイタリアンの高級店も1店舗ずつ存在した。ロシア料理店もあった。


これらの店に入ってみて、フランス料理店は1度しか食事に利用していない。他は出張者がいるとフランス料理店以外へ連れて行っている。とんかつ「太郎」がダントツに回数が多い。


やはり、安い和食が最高で、この店の赤だしは追いカツオが効き、旨かった。カウンター席しかなかったが、同席者に好評だった。


おそらく食べれないほどまずくは無かったのだろうけれど、フランス料理は下手な中華料理より旨くない、というのが当方の番組で語られる体験談からの想像である。


カレーライスと中華は失敗しても何とか食べられるので、単身赴任中の自炊は中華料理が多かった。時に赤だしみそ汁をつゆにした味噌煮込みうどんも作っている。これは本場赤だしを使って旨かった。もちろん追いカツオ入りである。

カテゴリー : 一般

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