2024.08/25 兵庫県知事擁護論
FNNプライムオンラインニュース( https://news.yahoo.co.jp/articles/495a99ab9234fe2491619e47b9c482025cb1b135 )に兵庫県知事擁護論が載っていた。
しかし、この擁護論では擁護していることになっていない。逆に、リーダーのスキルの無さを許すような論理である。組織リーダーは、メンバーの能力を引き出すことに努力すべきであって、躾係ではないのである。
ゆえに、30年ほど前からコーチングの研修が流行している。新入社員の指導社員となる入社3年目から管理職向けなど様々なコーチング研修が行われている。
弊社でもコーチングプログラムを用意しているが、グレード別ではない。問題解決に特化している。すなわち、リーダーの大切な役目として担当者との問題解決があるからである。
リーダーは、問題解決の過程で最も担当者からそのリーダシップを称えられる、というのが弊社のコーチングスキルの考え方である。
知事が乗ることが分かっているエレベーターならば、扉が開いていて当たり前だろう、という辛坊氏の見解は、今の時代に合っていない。知事のために扉が開いていないエレベーターのどこに問題があるのか、そこから考えるのが正しいリーダーの在り方である。
知事のためにエレベーターをあらかじめ乗れるように準備すべきか、あるいはそのような気づかいを無くす風土を理想とするかを新しいリーダーは問題としなければいけない。
初めて知事が乗るエレベーターが正しく準備されていてもそこに問題を知事は見出さなければいけない。例えば、知事にはエレベーターを準備できるが、庁舎をおとづれた身障者を見ても職員の誰もがエレベーターの準備をしていなかった光景があるならば、大問題である。
カテゴリー : 一般
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