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2024.09/08 地球温暖化で思うこと

地球温暖化の進行を訴える人は、二酸化炭素の増加で、よく大気が5度Cアップすると表現している。しかし、これは、大気全体で平衡状態を考えたときの数値ではないか。


太陽の熱で地球表面が暖められているが、夜にそれが放熱されて地球は冷え、大気があるので地球以外の他の惑星ほど冷えすぎないのである。


この時対流で地球上には偏西風はじめ様々な大気の流れが生じているが、これは非平衡状態である。シミュレーションを科学的に行おうとする時に、非平衡状態は扱いにくいので平衡状態として計算しているはずである。


しかし、鍋でお湯を沸かすことを考えて頂きたい。鍋の底は常時ガスの火で温められているので、最表面で指を入れてみてもすぐに熱くならないが、鍋の底は表面よりも早く熱くなっている。


この経験から考えると、人間は地球表面にいるので、地球温暖化のシミュレーションよりも早く5度Cアップを経験することになる。


50年以上前に比較すると、毎日が異常に熱く感じる。昔は熱帯夜と言われても蚊帳の中で我慢して眠ることができた。今、それをやると熱中症にかかることは必至である。


また、暑い日には体温より温度が上がっているのではないか、と学生時代によく冗談で言っていたが、この頃は、それが冗談であり、体温以上の日の記憶は無い。


地球温暖化のシミュレーションを非平衡状態を考慮し、地球最表面と大気層の中央当たりの温度と分けて求めることはできないのか。9月になっても残暑というよりは毎日が真夏である。

カテゴリー : 一般

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