2024.11/20 驚きました!
昨日朝のニュースで愛知県旭丘高校天文部の宇宙へ挑戦する姿が紹介された。気球を成層圏まで上げて写真を撮った、ただそれだけのことであるが、手作り感たっぷりの装置がTVで紹介されびっくりした。
今の時代夢を実現することが容易になったことを示す事例であるが、さらにこれが200人以上のメンバーの集まるクラブでプロジェクト体制で行われたことにさらに驚く。
自分たちの力量を把握し、夢の実現に向けてゴールを明確に設定し、それを組織のテーマとしてやり上げることは大変なことである。
まず、最初のゴール設定が難しい。メンバーの目標としてワクワクするゴールでなければプロジェクトはまとまらない。さりとて天文学的数値の宇宙開発のようなゴールは、高校生にとっては単なる夢物語となる。
自分たちでできるかもしれないレベルで、わくわくする内容をうまくまとめている点が秀逸なのだ。今回報じられた内容は、潤沢な資金があれば町工場を動員してできるレベルであり、つまらないと思う人がいるかもしれないが、高校生が高校生の力だけで実現していることに驚く出来事である。
ただし、当方が高校生だった50年以上前に同じことができたのか、というと、GPSはじめ周辺技術が無く不可能な内容だ。夢を描く、そして実現できそうな形にまとめ成功させる、それが50年前には想像のできなかったレベルで実現できる、そのような時代に今我々は生きている。
カテゴリー : 一般
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