2024.12/30 製造業の未来(3)
農業が今でも産業として成立し、最近は日本においても植物工場が建設されるようになって少しずつその姿を変え、さらに食料安保の観点から見直されつつある。
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第二次産業も同様に日本から無くならないが、独自生産技術を持っていないところは、コスト競争にさらされ淘汰されるだろう。
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コスト競争に勝っても、生産する製品の市場がオーディオや写真フィルムのように急激にシュリンクする場合もあり、つねに市場変化を監視し続ける必要がある。そして10年ではなく最低でも20年間のシナリオを作成しておく必要がある。
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中国が世界の工場と騒がれたのは約20年前であるが、人件費の高騰や政治体制から10年ほど前に脱中国が叫ばれるようになり、現在に至る。
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人件費の安いところを求めて工場を建設する、という考え方は間違ってはいないが、この中国の体験から、これまでと異なる経営の考え方をしなければならない。
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幸い第三次AIブームとなり、汎用化できそうなAIが登場した。従来のオートメーションよりも高度な自動化が可能となり、それゆえ産業革命の総仕上げとも言われるようになった。
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