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2025.01/20 訴訟社会

17日におかしな事件の裁判結果が出ている。大した事件ではないが、現代の訴訟社会の歪を示すような事件である。それは、高齢者が小学校の校庭内で小学生にぶつかって骨折をしたとして損害賠償を求めていた事案である。


1審では725万円の損害賠償を小学生に求め、88万円が認められたという。そこで学校側が控訴し、第二審では、高齢者が、80代のグラウンドゴルフ愛好会会員である点が議論されたらしい。


この高齢者は、会場として使っていた小学校の校庭内へ利用時間前に入ったことや、校庭の端を通行していたわけではなく、集まっていた小学生の列の中をわざわざ通行していたことが発覚し、66万円の減額となった判決である。


このニュースを読んで同じ高齢者として恥ずかしくなった。理由を書かなくても明確だと思う。是非また控訴し、逆に高齢者を不審者として訴える訴訟を別途起こしてもいいような事件である。


今学校は生徒の安全上の理由により、用のない人物は校庭内に入っていけないことになっている。ニュースでは利用時間外とあるので、不審者扱いができるはずだ。


一番の問題が、小学校は本来子供たちの施設であり、そこを公共施設という視点で貸し出している、それに対して高齢者が子供たちに感謝の念を持っていないところだ。


725万円という金額をどのように算出したのか知らないが、道徳的におかしな高齢者を教育するために、ここは小学校側がこの高齢者を不審者として訴えるのが、教育機関として社会教育の観点から妥当な展開だと思う。


昔話には、こぶとり爺さんのように欲張りな高齢者が罰を受ける話がある。ここは不審者として訴え、損害賠償を取り下げるような展開が物語として教育的ではないか。

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