2025.07/10 廃タイヤから電池用カーボン
タイヤにはカーボンブラックが40%前後含まれており、このリサイクル用途として電池用カーボンが考えられる。しかし、単純な熱処理だけでは今の技術に適合したカーボンにならないどころか、品質の維持が難しいことをヒューリスティックに思い浮かぶ。
しかし、廃タイヤのリサイクル用途として電池用カーボンの可能性を期待できるのは、最初からグラファイト構造を持つカーボンが配合されている点である。
カーボンの種類はタイヤメーカーごとに異なっていてもグラファイト構造のカーボンが主体に使用されていることは共通している。ゆえに技術さえうまく開発すれば、品質管理は意外と容易になる。
電池用カーボンとして、名古屋大学のグループがグラフェンを用いる技術を開発しているが、どれだけ大量のLiイオンをドープ可能なカーボンを設計できるか、という問題の一つの答えである。
同様に廃タイヤに含まれるカーボンもその処理プロセスをうまくデザインすれば、同等の技術を創り出すことが可能である。
1980年前後に廃タイヤ問題が顕在化し、ブリヂストンで活性炭製造のテストプラントが稼働した過去がある。すなわち活性炭として使用可能であることは過去に確認されている。
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