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2025.07/28 問題(1)

問題と課題とは異なる。概念として、課題は問題を構成する因子であり、問題が決まると課題が明確になる性質がある。それでは、問題とは何か。


これに明確な答えを示したのは、ドラッカーであり、1980年代には問題学なる学問が生まれている。ロジカルシンキングやシステムシンキング、TRIZなど問題の解法に関するセミナーが流行ったのは1980年代である。


問題の解法としてその基礎になっているのは論理学であり、どの問題解法セミナーでも論理学を基にしており、結局同じような内容を見方を変えて分かり易く教えようとしているものだった。


すなわち、論理学の成立とともに誕生した科学という哲学が分かりにくいので、それをセミナーで教えようと、指導しようと1980年代流行している。


しかし、科学教育が進化するとともに、教員も当方の世代にいた教員の質よりも科学教育という観点で高くなった。昔は、科学をよく理解していない義務教育課程の先生が多数いた。


いまは、生徒の裸の写真を撮影したり、それを科学の力で共有したりする道徳の無い先生がいても、科学を理解していない先生は皆無だ。むしろ科学を悪用したりするぐらいだから、科学教育という観点では50年前よりはよくなった。


その結果、1980年代人気だった科学的な問題解法を教えるセミナーに人が集まらなくなった。弊社は非科学的な問題解法を中心にそれを普及しようと立ち上げたのだが泣かず飛ばずである。


ところが、中国からお声がかかり、ナノポリスでこの非科学的方法を指導したら、人気となりコロナ禍前までいくつかのローカル企業を指導した。


今週高分子同友会でこの手法について勉強会が開催される。ただ与えられた時間が短いので教材をまとめなおすのに苦労した。

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