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2025.08/06 今の政治状況

先の選挙で政権与党が過半数を取れなくても、野党は内閣不信任案を出さない、自民党は政権にしがみついている石破総理を引きずり下ろすこともできない、などこれまで見たことのない政治状況が続いている。

この毎日の暑さも異常だが、今の政治状況も異常である。ところが選挙前には国民の支持率は20%台になったのに、最近の支持率が30%台に回復した異常現象が現れた。

かつて二党制が叫ばれて、野党の再編が進んだが、それが野党乱立の時代になった。かつて最大野党だった社会党は、社民党として風前の灯だが、共産党は、従来と同じ勢力を誇っている。

社会党も怪しい政党だったが、共産党の血塗られた歴史よりは受け入れやすかったのに、自民党と共闘を組んでから、急速に勢いを無くした。

このような歴史を知っておれば、立憲民主党はじめ他の野党もおいそれと自民党との連立内閣など組めない。そうかといって、野党だけでまとまって政権運営ができるのかというと、右から左まで乱立している状態ではまとまらない。

昔政治とカネの問題で、内閣が辞任した時、自民党のメンバーにクリーンなイメージの人材を探すのが難しく、何やかやとチェックを繰り返し、宇野内閣が誕生したが、69日で簡単に倒閣された歴史がある。

今自民党内でも後任に選ばれるのも苦しい状況と皆が判断しており、一度下野する案が出ている。玉木氏の名前があがったりしているが、宇野内閣と同じ状況にならないか。

過去の女性問題は、奥さんがかたずけたとの噂が週刊誌に出ていたが、歴史は繰り返す、で赤いハンドバックでも出てきたら面白い。

政治の世界に限らず、日本はリーダーの育成が下手である。立憲民主党の野田党首は松下政経塾出身だが、今一つキレが無い。小泉農相が注目されたりするのは、キラリと光るものがあるからだ。メッキかもしれないが光物に弱いのは日本人の習性である。

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