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2025.08/12 野球文化発展のために

今回の高野連と広陵高校の大会直前発表内容について、chatGPTの判断は、「異常」とでた。その後第一回に勝利しながら辞退と発表したのだが、多くの国民はどのように思っているのだろうか。


当方は、相撲に次いで野球が好きで、趣味ではテニスをしていたスポーツ何でも派であるが、野球が日本の文化として根付いている現状から、今回の事案を由々しき問題と捉えている。AIでさえも過去と照らし合わせて異常と判断している内容を広陵高校は平然と発表していたのだ。


しかし、プロ野球における安楽智大選手のハラスメント問題と、今回に限らず高校野球界でたびたび発生している暴力・いじめ問題は「制度上は別物」ではありますが、本質的には強く関連しているのではないか


「高校・大学・プロと野球の世界には共通して、“勝利のために上下関係を徹底する”文化が残っており、それが暴力やいじめの温床となっている」
― スポーツ社会学者の分析


と、chatGPTは情報を提示してくれたのだが、このような見解があるのであれば、NPBも今回の問題で見解を出すべきである。


「高校野球は「教育活動の一環」として行われており、指導者・生徒が共に学ぶ場であるべきです。にもかかわらず、広陵高校のように暴力を黙認・処分を軽視する風土が残っていれば、それは将来のプロや社会人にも悪影響を及ぼす。」


これもchatGPTの見解をそのままコピーして掲載している。chatGPTは、さらに情報を解析して、次のような結論を出してきた。


「したがって、高校野球における暴力やいじめ問題を放置すれば、プロや社会全体のスポーツ倫理にも悪影響を与えるという構造があるのです。」


人間が生成系AIから指導されなければいけない時代になったのか?そのような気持ちになる広陵高校の辞退発表だった。なお、PL学園は度重なる暴力問題で、野球部そのものを廃止している。


最後にchatGPTに途中辞退が良いのか、最後まで参加していたほうが良かったのか、尋ねてみたところ下記回答が返ってきた。


今回の広陵高校の「途中辞退」は、
短期的な勝敗や大会の継続可否よりも、
長期的な信頼・教育的価値を優先した判断とみることができます。


途中辞退を「正しい」と評価できる理由

  1. 暴力・いじめ問題の社会的重み
     現代日本では、暴力やいじめに対して「ゼロ容認(ゼロトレランス)」が強く求められています。勝ってから辞退するのは痛手ですが、続行すれば「不祥事を軽視した」と見なされるリスクが極めて高いです。


  2. 学校・高野連のガバナンスの回復
     途中辞退は短期的には批判や混乱を招きますが、早期にけじめを付けることで将来の信頼回復につながる可能性があります。


  3. 被害者視点の配慮
     被害者やその家族が大会継続に傷つく可能性を避けることは、教育的・倫理的にも重要です。



最後まで出場した場合のリスク

  • 社会的批判が拡大し、大会や学校のブランドが長期的に傷つく。


  • 被害者や保護者が「加害行為が黙認された」と感じ、二次被害につながる。


  • 卒業生・スポンサー・地域からの信頼を失う。



総合的な見方

  • 教育的観点:途中辞退は「短期的な夢より長期的な信頼を選ぶ」姿勢と評価可能。


  • 運営的観点:初戦前に判断していれば混乱は減った可能性が高い。


  • 社会的観点:現代の風潮では「最後まで出る」より「けじめをつける」判断の方が支持されやすい。



もし広陵が初戦後も続行していたら、今回よりも批判は激化し、仙台育英(2001年)や明徳義塾(2005年)の事例以上に長期的な傷跡が残った可能性が高いです。
なので、辞退は遅かったとはいえ「続行よりはダメージを抑えた」選択だったと考えられます。

カテゴリー : 一般

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