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2025.08/17 中田翔選手引退

36歳とまだ若い中日の中田翔選手が引退するという。イチローが引退した45歳と比較すると約9年若い引退である。腰痛のためと言われているが、もし、イチロー並みに頭を使い、肉体管理していたならもう少し頑張れたのかもしれない。


もっとも、イチローの禁欲的な選手生活や練習量は有名であり、その努力の賜物があの肉体と引退年齢である。このような日常生活から選手生活までトップの選手と比較してはかわいそうかもしれないが、サラリーマンの参考になると思う。


中田選手の有名なエピソードに、二軍落ちした時に先輩ダルビッシュ有選手に「二軍で何をやればよいのでしょう」という電話をした話がある。


この電話に対して、「おまえは準備ができてへんからあかん。試合前にどう汗をかいて100%の状態にして挑めるか。それを2軍で学べ。同期がいても、ぺちゃくちゃおしゃべりをしていないで、自分だけは違うんだという気でやれ。アップは大切。汗は大切。それがわからんようならおまえはもうプロではあかん」と、ダルビッシュ選手はアドバイスしたそうだ。


それから中田選手は一念発起し、ホームランバッターを目指して頑張ったという。その外観からイチロー選手より練習量が少なかったことや私生活の姿勢の問題が伺われるが、トップクラスの選手であった時代があるプロ野球選手である。


トップクラスになる努力も大変だが、長く第一線でプレーできるよう力量を磨く努力も大変なのだ。両方の努力を時間を惜しんで続けたのがイチロー選手である。


もちろん中田選手もトップクラスになれる練習量を積んだ一流選手である。ご苦労様。安楽選手のようなプロを生み出さないような若手を指導する仕事をしてはどうだろうか。


TVをとおした姿しか見ていないが、気づきと体験的学びで成長した選手のようなイメージを持っている。短期間であったがホームランバッターとしての実績を残す成長ができたスキルはこの選手の持ち味のように思う。

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