2025.08/27 オブジェクト指向による配合設計(3)
科学の方法で考えて解けない問題は、非科学的な方法で解かなければいけない。仮説など設定している暇に少しでもいろいろな条件で実験を行い、データを出して考えておればいずれ正解にぶち当たる。
そこから生まれたのが、1980年代に流行したセレンディピティーという概念である。トランスサイエンスという概念で困ったからセレンディピティーという概念が生まれたのだ。
偉い先生たちは、非科学的という言葉を使いたくなかったのかどうか知らないが、セレンディピティだけを流行らせた。自分で分からない問題を、セレンディピティで解きなさい、としたり顔で説明される先生もいた。
不思議なのはこのような先生に頭を下げる経営者が多かったことだ。何も答えを出していないのに、偉い先生は印籠を出せば、答えたことになったのだ。裸の王様と同じである。
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