2025.11/02 スーパープレイ
メジャーリーグワールドシリーズ第6戦の最後にものすごいプレーが飛び出した。TV観戦していても、そのスーパープレーの迫力は伝わってきた。
ブルージェイズのバッターのバットが折れて詰まったあたりとなったボールをドジャースのキケ・ヘルナンデス選手が全速力でキャッチし、そのまま2塁へ投げたのだが、ワンバウンドして2塁手が後逸してもおかしくないのをミギー・ロハス選手は、倒れてキャッチしてWプレーとなった。
2塁走者はキケ・ヘルナンデスのミスを期待していたために、2塁へ戻るのが遅れた。この場面、一つ間違えば同点になっていた。
野球の面白さに、このような勝敗を左右するファインプレーがある。しかし、今回のファインプレーは、バットが折れたことに気がつかないと、その凄さを理解できないかもしれない。
単なる詰まったあたりではないのだ。だから2塁走者もミスを期待したのだが、ボールはうまくグラブの中に吸い込まれた。ゆえに、このプレーだけを見ていると運が良かっただけのファインプレーのようになってしまう。
グラスナウの投球とバットが折れるところまでしっかりと見て、キケ・ヘルナンデスのスーパーキャッチをみると、運ではないことがわかる。彼の技量でキャッチし投球しているのだ。
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