2025.11/12 ワークライフバランスの過ち(3)
ドラッカーは、貢献と自己実現を働く意味とした。また、二つ以上の異なる世界を持つようにアドバイスもしている。すなわち、組織で働く時間よりも人生が長くなった問題を論じていた。
昔植木等のスーダラ節が流行ったように、サラリーマンは適当に働くのがよい、という空気だったように思う。このスーダラ節はワークライフバランスの先駆けだったのかもしれない。
また、当方が新入社員の時に、よく主任研究員から趣味で仕事をやるな、と叱られた。一方でその仕事のやり方で、他の人よりも早く成果を出すことを褒められたりしている。
当時、始末書騒動で勉強したオブジェクト指向を業務に取り入れていたために趣味で仕事をやっているように見えたのかもしれないが、最後は主任研究員がそのやり方を皆に説明してくれないかと相談してきた。
しかし、非科学的方法であり、研究所では反感買いますよ、とお断りしている。実際に当方のやり方は、周囲から批判されていた。ゆえに主任研究員は、当方に学会発表の機会を用意してくださって、科学的方法で仕事をやっている、と周囲に説明してくださったりしている。
この主任研究員も当方の仕事のやり方を正しく理解している訳ではなかった。当方は当時ワークとライフは同じものであり、研究所にいる時にはオブジェクト指向で仕事を行い、独身寮ではその結果を科学的に組み立てなおしていた。
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