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2025.11/20 オブジェクト指向との出会い

オブジェクト指向は、1970年代にアラン・ケイにより最初の言語が誕生している。面白いのは、プログラムのアルゴリズムとデータに関して、盛んに議論されている最中に、言語が誕生している点である。


すなわち、科学の世界では信じられない出来事である。しかし、Smalltalkが非科学的な言語だという発言や議論を聞いたことが無い。


ゴム会社に入社し、1年ほどで始末書を書くことを命じられている。世界初の難燃化技術を開発せよと命じられて、それに従い素直に世界初の技術を工場試作で成功させたところ、始末書を命じられたので訳が分からない。


40年以上経った今でもあの始末書が何だったのか、不明である。しかし、その訳の分からない始末書を書き上げるまでの5日間は仕事をさせてもらえず、図書室に籠っての作業を命じられている。


図書室には最先端のコンピューター技術関係の雑誌があり、興味深く読むことができた。今なら明らかなパワハラであり、厳しい処遇に置かれても、楽しく過ごすことができた。


上司に責められても上司の言われていることがよくわからない、という状態は、悩みにならない。そもそも、上司もどのような内容で始末書を書いたら良いのか分かっていないことを見透かしてしまったのである。


結局図書室で勉強したオブジェクト指向で新たな難燃化技術の企画を考案し、それを始末書の内容にまとめている。そして始末書の一週間が終わった。


このオブジェクト指向による問題解決に味をしめ、ゴム会社の12年間はオブジェクト指向で研究開発を行っている。この話をアマゾンで電子出版(弊社のホームページでサンプルをご覧いただけます)したので、ご興味のあるかたは、ご一読いただければと思います。ヤマナカファクターも登場します。

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