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2025.12/04 情報と知識

電子ブックを除き、AIも含めてインターネットから得られるのは情報である。インターネット上で知識を得たいなら電子ブックを読んだ方が良い。もし、技術者がDXしたいならば、当方の著書をアマゾンで購入して頂きたい。サンプルをこのホームページで見ることができます。


AIさえも情報しか与えてくれない、というと反論されるかもしれない。反論する人には失礼な表現となるかもしれないが、AIから得られる知識は、質問者の知識レベルのものであり、多くは情報としての価値しかないことに気づいた。


これに気づいたので、ある出版社から10万円前後の著書の1章について執筆を頼まれた時、執筆依頼に対するAIの回答とその回答に不足している部分、という構成で執筆した。


A4で20ページ近い論文となったが、15ページほどは、執筆依頼に対するAIの回答である。正確には執筆依頼文に対する回答と当方がさらに具体化し、AIから絞り出した情報を質問と回答という形式でまとめている。


そして、どのような質問を行ってもAIから得られない回答を5ページほどまとめている。すなわち、A4で20ページの原稿の5ページほどが当方の正味の原稿で、他はAIの回答を貼り付けたものである。


以前学位論文のコピペが問題となっているが、当方の原稿では、AIの回答をコピペしたと明確に断っている。なぜ、このような原稿を作成したのかというと、情報から得られるソリューションと知識から得られるソリューションの違いを明確にしたかったからである。


AIから何でも回答が得られると誤解されている人がいる。例えば当方の書いた特許の中には、AIに質問しても回答が得られない発明がいくつかある。これ以上は後日。

カテゴリー : 一般

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