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2025.12/13 日本の技術開発(2)

自動車のEV化に急ブレーキがかかり、エンジン車の延命がささやかれている。欧米がEV化の動きに出る前にトヨタ自動車は、ハイブリッド車の特許を無償公開した。

ガラバゴス化を避けるためだったが、その後のEV化の加速は凄かった。しかし、今そのEV化の見直しが行われており、しばらくはハイブリッド車の時代が続くと言われている。

自動車業界は、早くからハイブリッド化を進めてきたトヨタ自動車の一人勝ちのような決算報告となりそうである。トヨタのハイブリッド方式に対して日産のe-Powerは、発電機を積んだEV車であり、その仕組みは大きく異なる。

エネルギー保存則に基づき科学的な視点で見れば、トヨタのハイブリッド方式の方がはるかに燃費がよさそうだが、日産の技術は、初期のハイブリッド車の燃費を凌ぐまでになった。

大排気量のハイブリッドと比較すると、日産の技術の方が優れているという結果になる。久しぶりにエルグランドのモデルチェンジとなったが、そこに搭載されるエンジンは、トヨタのハイブリッドのような大排気量エンジンではない。

エンジンを発電専用に徹し使用するので、発電に必要な馬力のエンジンで良い。車が走る時に使用される力は、モーターの馬力で決まる。一見エネルギー保存則に不利な仕組みに思われるが、技術を工夫すれば、科学で説明しにくい燃費となる。

カテゴリー : 一般

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