2025.12/17 無機フィラー
ゴムや樹脂などの高分子材料に添加する無機フィラーについて、その役目は様々である。無機フィラーの機能性に注意が向くが、無機フィラーのプロパティーについては無関心の人が多い。
どの用途にせよ、80μ以上の粒径の無機フィラーは、強度を確実に低下させるので注意が必要である。ただし、これは経験知である。
熱伝導性ゴムを設計したい時には、高い熱伝導性の石英が使用されたりするが、その時石英の最大粒子径が80μm以上にならないように調整する必要がある。
平均粒子径を管理してもだめで、顕微鏡観察により、混入している最大粒子の径が80μm未満となるように管理しなければ、靭性の低下を招く。靭性が低下すれば引張強度も下がり、またライフも短くなる。
粉体の分級技術は20世紀末に起きたセラミックフィーバーの時に急激に進歩したので、無機フィラーのスペックを正しく設定すれば、耐久寿命が短くなる配合設計の失敗をしないはずだ。詳しくは弊社へお問い合わせください。
カテゴリー : 一般
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