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2026.01/11 トランプ

鮮やかな攻撃でアメリカ側の損害を最小限に目的を実現したトランプ大統領について、アメリカ国内外で賛否両論がある。少なくとも世界平和の常識から、やってはいけないことをやってしまったのである。


彼は、自分の良心で今回も含め実行している、と傲慢なことを述べている。たとえ相手が悪くとも、ルールを守る、という大原則が、崩れた。


WEBに流れるニュースでは、現在の状況を説明するために第二次世界大戦前夜を持ち出す記事が多い。しかし、今ほど国際ルールが明確であり、ほぼ世界中が地球のあるべき姿に向けて歩んでいた時代は無いので、必ずしも当てはまらないのではないかと思う。


まず一つ期待したいのがアメリカ国内の民意である。ポストトランプの動きが出ることを願っているが、次の大統領選までに今以上の悲劇が起きなければよいが—-


かつて、社長印が押された契約書で住友金属工業とのJVが始まったとき、担当者が当方一人という問題以外すべてがルール通りに動いていたおかげで社外とのJVをスムーズに実行できた。


しかし、本部長が交代し、電気粘性流体(ERF)の事業化テーマが買収したファイアーストーン社とのシナジーを生む、と位置づけ、当方にもその仕事を命じてきた。当時ゴムからのブリード物でERFがヘドロ状態となり、事業化どころかその機能さえ研究開発しなければいけないほど、研究の完成度が低かった。


それに対し、「界面活性剤を用いてERFの耐久性問題を解くことができない」という科学的に正しく技術的視点では誤っている否定証明の大論文を提出した研究者がいた。それを新しい本部長は世界初と高く評価し、当方に加硫剤も可塑剤も老化防止剤も何も入っていないゴムを開発せよ、と無茶苦茶な命令をしてきた。


1979年に指導された伝家の宝刀であるマテリアルズインフォマティクスを使い、一晩で耐久性問題を解決できる界面活性剤をデザインした。そして、それは見事にERFの耐久性問題を解決し、実用化へ一歩近づいた。


さらにその効果発現機構がわからず材料設計ができなかった粒子に対して、傾斜機能粒子はじめ3種のデザインされた粒子を合成し、ERFを設計したところ、世界一の応答性を示す実用化可能な流体ができた。


するとFDが突然壊れはじめ、その他おぞましい事件が起きて、2人の若者と当方が転職しなければいけない状況に流れたのだが、犯人の謝罪はなく、うやむやにされ隠蔽化された。


その数年後、転職先で社長室乱入事件をニュースで知ったが、一人の人間の良心が法律となった世界とは、独裁と変わらないのである。その重大さに気づくまでに、小さな社会でもルールを守ろうとすれば声なき大きな犠牲が払われる。


日本は、国際社会のあるべき姿に向かって進むべきであり、ここは安易にトランプ支持を出すべきではない。アメリカ第一主義で突っ走るトランプについて行ったところで、国際社会から軽蔑されるだけである。

カテゴリー : 一般

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