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2026.02/04 シリコーンゴムについてAIに聞いてみた

シリコーンゴムについてChatGPT5.2に質問をしてみた。さすが先端のAIであり、その辺の教科書に書いてあることをすらすら答えてきた。

しかし、AIの答えだけでは、製品開発ができないだろうと思われる。例えばLIMSに絞ってプロンプトを工夫しても以下の答えである。

主要な供給メーカー(材料:LSR)と特徴

以下は「LIMSで使う液状シリコーンゴム(LSR)」を継続供給できる代表格です(用途・グレードは各社で非常に多いです)。

1) 信越化学工業(日本のLIMSの代表格)

  • 特徴:A/B二液をセットして成形しやすい、工程自動化・生産性向上を強調。自己接着タイプ(樹脂との複合成形/オーバーモールド向け)も明記。

  • キーワード:自己接着、食品・ヘルスケア、家電・自動車向けラインアップ。

2) Dow(SILASTIC™ LSR)

  • 特徴2液で混合しやすく、加熱で迅速硬化。LIM(液体射出成形)やコーティング用途を想定。

  • キーワード:サイクル短縮、量産向け、産業/食品接触用途など幅広い。

3) WACKER(ELASTOSIL® LR)

  • 特徴2液タイプで、全自動射出成形機での成形を前提にしたLRグレード群。

  • キーワード:自動化・量産適性、幅広い硬さ/特性の展開(詳細は個別グレードで確認)。

4) Momentive(LIM™ LSR)

  • 特徴:**生体適合(biocompatible)**や、医療部品(バルブ/シール等)用途を強く意識した説明。**プライマー無し接着(primerless adhesion)**のLIMグレードも示されています。

  • キーワード:医療、二色成形/複合成形、異材接着。

5) Elkem(Silbione™ LSR)

  • 特徴:医療・ヘルスケア向けのSilbione™を前面に、2液の医療グレードLSRとして説明。射出成形(injection molding)用途を明確化。

  • キーワード:医療グレード、精密成形、外観・機能の安定。

6) KCC Silicone(LSR)

  • 特徴:LSRを製品カテゴリとして展開し、加熱硬化する液状シリコーンゴムとして定義しています。

  • キーワード:幅広いLSRグレードを体系的に持つメーカー枠。

7) Avantor(NuSil:高純度・医療/航空宇宙系で強い)

  • 特徴:NuSilのLSRはLIM向け・高純度などの文脈で扱われ、医療・先端分野向け資料が多いです(代理店/製品ガイド経由で確認されることも多い)。


LIMS用材料(LSR)を選ぶときの“特徴”チェックリスト

メーカー比較をする際、見落としがちな観点だけ絞ります。

  1. 硬化系:付加反応(白金触媒)か/硬化速度(サイクル)

  2. 流動性(粘度)と充填性:薄肉・微細形状・低圧成形のしやすさ

  3. ノーバリ/ランナーレス適性・離型性:自動化のしやすさ

  4. 自己接着・プライマーレス接着:PC/PA/PBT/金属などへのオーバーモールド要否

  5. 規格・適合:食品接触、医療(生体適合)など(※“材料としての適合”と“最終製品としての認証”は別管理)

親切に特徴のチェックリストを答えてきたことは評価できる。しかし、供給メーカーの4社以上は、このチェックリストの質問に対応できると回答すると思われる。

しかし、最も弾性率の低いゴムを製造できるメーカーとか質問すると以下の答えで、当方が知っている正解を答えてこない。所詮現代のAIはディープスマーツに勝てないのだ。

結論:まず当たりやすいメーカー(=超低硬度LSRが明確にある)

1) Momentive(Silopren™ LSR 2003 など)

  • **“低硬度(Shore 00)かつモジュラス値がTDSで明示”**されており、目的に直結します。

  • 例:Silopren™ LSR 2003 は Hardness Shore 00: 54Tensile Modulus @100%: 0.21 MPa と記載。
    → 「とにかく低弾性率から着手したい」なら、こういう モジュラスが具体値で出ている低デュロ品が選定しやすいです。

2) WACKER(ELASTOSIL® / SILPURAN®)

  • WACKERは ELASTOSIL® LR(LSR)に“Shore 00”領域のグレードがあることを示しています。
    → “Shore 00”が必要なら、WACKERも有力候補になります(医療/皮膚接触系の文脈も多い)。


「日本での入手性」も含めた実務的な考え方

Shin-Etsu Chemical(LIMS)

  • 信越は LIMS(成形システム)自体を明確に提供しています。

  • 一方で、公開資料では 硬度レンジが “5–80 Shore A” と示されている例があり(=Shore 00より「硬め」側が中心に見える)、**“Shore 00で極限まで柔らかく”の用途だと、まずはWACKER/Momentiveのような Shore 00グレードの明示がある系列から当たるほうが早いことが多いです。
    ※ただし信越も用途別に多様なラインを持つので、
    「Shore 00相当の超低硬度が必要」**と伝えて技術窓口に当たる価値はあります。


重要:あなたの「最小弾性率」が “LIMS(射出成形)”で本当に必要か?

弾性率を極限まで下げたい場合、LSR(LIMS用ゴム)ではなく「シリコーンゲル/フォーム」領域の方がさらに柔らかくできます。例えばDowには Shore 00のシリコーンフォームの製品例がありますが、これは“フォーム(発泡)/RTV寄り”で、狙いが「射出成形のゴム部品」だと別設計になります。


最短の選定手順(迷いを減らす)

  1. 用途を決める:LIMS射出成形の“ゴム部品”なのか、ゲル/フォームでも良いのか

  2. 硬度を仕様化:例)Shore 00で◯以下(or Shore A 5程度でOK、など)

  3. TDSで比較する指標を固定:Tensile Modulus @100%(または @25%)など同条件で比較

  4. 候補

    • まず Momentive(Silopren LSR 2003等)

    • 次に WACKER(ELASTOSIL/SILPURANのShore 00帯)

    • 日本での供給・サポート重視なら 信越(LIMS)も並行検討

カテゴリー : 一般

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