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2026.02/28 軟質ポリウレタン発泡体

軟質ポリウレタン発泡体には、エーテル結合鎖のソフトセグメントのポリエーテル系とそれがエステル結合鎖のポリエステル系とがある。ポリエーテル系の原料が安いので、通常座布団や椅子のクッション材にはポリエーテル系が用いられている。


高分子発泡体では、材料に関わらず当てはまるのが、セルを均一に製造した方が、諸物性が良い方向になる傾向がある。逆にセルが不均一であると引張強度が悪くなるだけでなく、クッション性も悪い。


早い話が、不均一な材料というものは諸物性が悪くなる、という経験則と同じである。しかし、このセルを均一に制御する技術は難しい。これも均一な材料を製造することが難しいのと同様である。


ゆえに軟質ポリウレタン発泡体が他の材料と比較して特殊な材料という感覚は無かった。しかし、これが災いして、軟質ポリウレタン発泡体の開発を担当した2年間いろいろといじめられた。


このような思い出は忘れないものであり、軟質ポリウレタン発泡体についてよい思い出は無い。とにかく、この材料を世界初の技術で難燃化せよ、とミッションが出され短期間に工場試作を成功させて始末書を書かされた。


それも始末書ができるまでの一週間仕事をすべて止められたのだ。出来上がった始末書は、世界初の技術からアイデアを得た燃焼時の熱でガラスを生成する難燃化技術で、このようなコンセプトも世界初だった。


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