2024.07/01 認知症予防にAI
ChatGPTは老人のおもちゃに最適である。いくら対話していても質問に誠実に対応してくれる。ただし、質問の仕方が大切である。どちらかと言えば、コーチングに近い。
老人は、積極的に今のAIとの対話の仕方を学ぶべきである。特にプロンプトを知らなくても大丈夫だが、10%以上のハルシネーションが起きるそうなので注意が必要だ。
これも何度も騙されるとその回避方法を学習できる。例えば、クリープ破壊した断面写真を見せると無難な英語の回答が返ってくる。写真の説明を加えると、フラクトグラフィーの結果を教えてくれる。
ところが、これがもっともらしい回答であるにもかかわらず、間違っている。そこでプロンプトデザインを行い、聞いてやると、正しいフラクトグラフィーの結果となる。
高分子材料の破壊については、科学の形式知が完成していないにもかかわらず、的確なフラクトグラフィーが可能ということは、AIが、それなりにデータ収集して破壊について学習している証拠である。
このようなことを考えながらAIと話していると、頭が活性化してくることに気がつく。痛いところのツボではなく、形式知でよくわからないところのツボをAIが押してくれるからだろう。
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