2024.07/15 AIを使って調査
生成系AIがいろいろ出そろったが、これらのAIを使って調査を行うと面白いことに気がつく。従来の検索エンジンによる検索とは少し異なり、検索エンジンによる調査では見落とすようなことまで探し出すことができる。
詳細は弊社セミナーの中で述べるが、インターネットに接続されているAIでは、その知識の元になる情報をインターネットに求め、質問者の意図に最も近いものを探し出すという特性から検索エンジンよりもツボにはまった結果を提示してくれる。
ただし、それがAIにつきもののハルシネーションによる、いわゆるガセネタの場合もあるので注意しなければいけないが、検索エンジンで引っかからないようなサイト情報を拾ってくる能力にはびっくりしている。
例えば、21世紀になり注目され、火がつき始めたメタマテリアルについて検索してみるとそれが分かる。検索エンジンには引っかからない論文をAIが提示してくれたりする。
これは、生成系AIのあらかじめ学習したデータには入っていたが、インターネットでは公開されていない論文の可能性が高い。
もちろん、インターネットには公開されていないので、国会図書館に出向くことになるが、最近はネット情報ばかりで思考を進めていた当方はAIのサービスに感謝している。
生成系AIが登場して1年以上経ち、評価が分かれてきたように思う。これが実務にイノベーションを起す、と評価する人もいれば、ハルシネーションの多さに実用性が無いという人まで様々である。
これはパソコンが登場した時によく似ている。実務に活用できるソフトウェアーも無く、ハードウェアーが先行して発売され普及していったが、W95の発売で実用的との評価が固まった。
恐らくAIもあと5年もすれば、もう少しハルシネーションの少ないものが開発されるかもしれないが、今のAIでも、それなりの使い方をすれば、十分な実用性がある。詳細は弊社のセミナーで解説しているので、お問い合わせください。
カテゴリー : 一般
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