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2024.09/02 オブジェクト指向

様々な問題解決法が20世紀に登場したが、オブジェクト指向ほど合理的な問題解決法は無いように思う。何が合理的かというと、問題を解析してゆくと、それが答えとなってゆくからである。


プログラミング言語の手法として考え出された方法だが、問題解決でも有効に機能する。そもそもプログラミングのアルゴリズムを考えることは、問題解決をしていることなのだが。


最近データ指向という言葉が登場したが、オブジェクト指向と同じで、オブジェクトとしてデータオブジェクトを独立して扱おう、という考え方である。


50年前、データは単なる数値だった。それがオブジェクト指向の登場により、単なる数値ではなくなったのだが、このあたりを理解できていない人が多い。


もし、50歳未満でデータオブジェクトの意味が分からない人がいたならば、勉強不足と思っていただきたい。この年代から生活の中にオブジェクト指向が入ってきたからである。


もっとも当方が転職した時に入社した新入社員でワープロを使ったことが無い人がいた。さらにウィンドウズ95の時代の新入社員でエクセルを使ったことが無い新入社員がいた。


面白いのは、ワープロを知らなかった新入社員は何とか救済できたが、エクセルを使ったことが無かった新入社員は、その後も仕事ができず残念な技術者生活を送っている。


時代とともに人類は進化しており、学生時代にワープロやエクセルを知らなくても良かった時代は終わったのである。オブジェクト指向という用語も同じであり、50歳未満でご存知ない方は、こっそりと休日弊社のセミナーを受講されることをお勧めする。ご相談ください。

カテゴリー : 一般

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