2024.10/11 短命内閣
「俺も菅(義偉元首相)も長くなかった。石破も(首相在任は)長くないだろう。勉強はしなくていいから仲間を作れ。勉強をしたければ英会話でもやっていろ」と、自民党の最高顧問が語ったそうである。
漫画を読んでろ、と言わず、英会話だったところは救いだが、国会議員も勉強しないで仲間づくりをすることが仕事のようだ。
10月8日配信された産経新聞電子版の記事だが、日本社会は仲間づくりが大切な社会であり、主流派の仲間から外れると、何もできなくなる組織が多い。
その結果、企業でも硬直化した派閥争いで運営が進んでいるようにも見える。バブル崩壊後の日本で新しい芽がなかなか育たず、失われた10年が20年となり現在に至る。
当方がゴム会社を転職した時も同様であり、FDを壊されたり、とんでもない事件が起きていても隠蔽化され、結局3人が転職するような事態になった。
本部長が交代して、主流派が変わったとたんに起きた事件である。組織の中でこのような消耗戦をやっていては、独創の技術を育てるどころか、新しい芽迄もつぶれてしまう。
新内閣が発足して間もないが、閣僚の写真もどこか締まりがない。石破首相は昔からのままで仕方がないのだが、今回この方が選ばれた可能性に国民は賭けてみるべきではないか。少し頼りない内閣であるが、これまでと異なる雰囲気は感じられる。
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一方最近やたらと田中真紀子さんがマスコミに登場する。そして正論をハラスメント気味に発言し、それが受けている。政治の世界が少し変わり始めたのだろうか。政権交代が良いのか、一度石破氏を信じてみるのが良いか、今月末の投票は迷う。
カテゴリー : 一般
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