2024.10/19 技術者は今何を学ぶか
産業革命終焉の時とか産業革命の総仕上げの時代とか言われ始めた。また、最低賃金1500円を支払えない企業は国が守らなくてよい、という意見が経済同友会から飛び出した。
変革の時代である。このようなときに技術者は何を勉強したらよいのか。どこかへ転職するためにリスキリングをするにしても何を勉強するのか。
簡単である。自分に見についていないスキルを勉強すればよいだけである。何を勉強したらよいのかを技術者が考えるときには、自分の身についているスキルと身の回りで要求されるスキルを比較し、身についていないスキルを学ぶのである。
身についていないスキルが多すぎて目移りするという人は、データサイエンスを勉強しとけ、とアドバイスしたい。データサイエンスの分野は底なし沼であり、勉強し始めるとその沼にはまり抜け出せなくなる。
これは当方がその状態なので大変理解できている。その辺の有名大学の情報工学科を卒業しても沼全体を理解できたことにならないのだ。卒業生の中には無事沼にはまる人もおれば、沼を避ける人もいるので面白い。
単身赴任した時に情報工学出身の部下がいたのでプログラムを作ってもらおうとしたら、情報工学科を出たけれど担当してきた仕事が押出成形なので、と断られた。
賢い男である。沼にはまるのを避けて、押出成形技術のスキルだけを身に着けて満足していた。今の時代このような技術者は生きてゆけない。データサイエンス沼でもがき苦しみながら生き延びている技術者が活躍できる時代である。沼は深いーーー
沼にはまりたい人は弊社へご相談ください。
カテゴリー : 一般
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