2024.12/03 読書
趣味を読書と答える人がいるが、読書は常識である。それでも趣味として答えたい人はジャンルを就職の面接では答えるようにしないと、常識を疑われる。
もっとも40年以上前の一流会社の研究所管理職でも「第三の波」を自前で購入せず、部下から借りて読んでいる人がいたので、当方の読書が常識、という考え方が誤っているかもしれない。
いくらインターネットが普及したと言っても読書はすべきである。今は電子ブックという便利な本がある。しかし、感動した本は書棚に並べておきたい。当方の書棚にはドラッカー本が多数並んでいる。
さて、「第三の波」を部下から借りて読んだ上司は、まだ良い方で、あれだけ騒がれたにも拘らず、NHKの特番を見たから十分と言っていた管理職もいた。その程度でも研究所の管理職が務まる、と思ってはいけない。
DXが収まってきた現代から、このような管理職の存在を考えてみると、10年後にバブルが崩壊し、その後新しい芽が日本からあまり生まれてこなかった原因が見えてくる。
読書が何故大切なのか、を今更ここで述べるつもりはないが、理系の技術者で読書をしない人が多いのは昔からであるが、今は当時よりも、さらに本を読まなくなっているのではないか。
カテゴリー : 一般
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