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2025.07/21 選挙結果

事前の予測に近い結果と、開票速報が始まるや否や当選確実がでるなど毎回おどろく。社民党のラサール石井氏が当選し、社民党が1議席獲得したのにも驚いている。


大阪では、世良氏の立候補で当初カオス状態と言われたが、維新の会の底力か、安定得票で当選している。しかし、東京では票が伸びず東京選挙区で維新の会は議席を確保できなかった。


今回の投票結果について、各局から解析結果がこれから出てくるだろうが、与党の微妙な負け方に国民の意志が現れていると当方は思っている。


無所属議員と調整すれば、かろうじて過半数となるのではないか。それを見込んでか、石破首相は続投を表明している。自民党内部では続投を否定する意見も出ているが、自民党内のパワーバランスを考慮すると続投しかなく厳しい政権運営となるだろう。


問題は、野党第一党である立憲民主党の票が伸びず、国民民主党と参政党が大きく伸びている点である。国民民主党は党首の不倫や汚物4人衆とか言われた公示前のごたごたが無かったかのような躍進である。


ポピュリズムの時代などと言われているが、もしそうならば、他の野党ももう少し自民党の票に食い込んでも良いように思う。党首の不倫にも拘らず、国民民主党が伸びたのは、その政策方針が明確に国民に浸透した結果ではないか。


知名度の高い山尾氏のごたごたを跳ね返している。山尾氏は国家の在り方を前面にして戦った結果、その知名度を活かせず惨敗である。


今回投票した国民の多くは、冷静に政治を考えて投票したに違いないと当方は結果を見て感じた。GDPがバブル崩壊後30年上がらない状態は、DXの進展に対応できていない日本企業だけの責任ではなく政治にも問題がある、と国民が気がついたのである。


そして、まだ国民は自民党に未練がある投票結果だった、と思う。立憲民主党が大幅な躍進ではないので与党と野党という対立軸ではなく、古くからの政党対新興政党という対立のような結果である。

カテゴリー : 一般

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