2025.07/22 探偵小説とDX
今DXについてまとめているが、単純なデジタル化プロセスではないことに気づかされる。第一次AIブームから静かに起きていた。例えば、刑事コロンボの大ヒットもDXだった可能性が高い。
倒叙探偵小説というスタイルだが、面白いのは、科学が誕生してシャーロックホームズが活躍する探偵小説が生まれている。そして多くの探偵が誕生するのだが、20世紀初めに、「歌う白骨」という倒叙探偵小説が生まれた。
この倒叙探偵小説とは、最初に事件が描かれ、読者には犯人なり事件の全容が知らされて、探偵が犯人を逮捕するまでのプロセスを楽しむ小説である。すなわち、犯人の推理を楽しむ小説ではない。
刑事コロンボでは、事件の全容が最初に描かれるだけでなく、コロンボ刑事が現場で何か証拠が無いか格闘する場面が描かれたりする。まれに部下たちの報告を聞くだけの日もある。
しかし、シャーロックホームズが、事件解決に行き詰まるとベーカー街へ戻るように、刑事コロンボは、推理に行き詰まると殺人現場へ戻る。すなわち、この違いがDXでもあるように思う。
ちなみに、刑事コロンボが始まったのは、第一次AIブームが終わり、日本で情報工学科設立ブームが始まる頃である。第一次AIブームの成果として逆向きの推論が生まれている。
また、トランスサイエンスが同時期に生まれているのだが、日本では21世紀になってこの言葉が注目されている。アメリカでトランスサイエンスが流行した後、セレンディピティーという言葉が流行った。
そのころ、日本ではセラミックスフィーバーが始まり、セラミックス材料の開発にはセレンディピティーが有効などともてはやされている。実はこの言葉はトランスサイエンスの解決法として生まれた言葉だったが。
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