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2025.08/29 オブジェクト指向による配合設計(5)

評論家は、セレンディピティーで解けばよい、という答えで良いかもしれないが、技術者はモノを作り出さなければいけない。トランスサイエンスの問題を解決する方法が必要になってくる。


パーコレーションの問題については1950年代から数学者によりいろいろ議論されて現象が明らかになったが、それは数理モデルとしてであり、この数学者たちの結論を勉強しても今回の問題は解けない。


数式があるから、それでシミュレーションを行い、データ駆動で、と頑張ってみても、恐らく答えは得られないかもしれない。


このような問題では、現象のふるまいに着目しオブジェクト指向で解く以外に方法は無い。たとえそれが非科学的な方法であっても、答えを得る方法としてオブジェクト指向がだれでもその方法を理解し共有化できる唯一の方法かもしれない。

カテゴリー : 一般

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