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2025.11/15 DXを実装する

以前この欄でデジタルトランスフォーメーション(DX)の実装について書いてきましたが、ゴムタイムズ社から3回の連載記事執筆の依頼を受けたのを機会に、本として出版しました。


今アマゾンの電子書籍で「科学を超えて:オブジェクト指向とAIが拓く技術のDX」というタイトルで販売しております。また、その見本を書籍サンプルとして弊社ホームページでも公開しました。


この本には、当方がゴム会社で新入社員時代に世界初の難燃化技術開発を上司から命じられ、短期間にホスファゼン変性ポリウレタン発泡体のプロトタイプを作りましたところ、すぐに工場試作の準備を続けて命じられました。


そして発想から5カ月もたたないうちに、世界初のホスファゼン変性軟質ポリウレタンフォームの工場試作に大成功します。これを上司が役員にプレゼンテーションして始末書をその場で役員から求められました。


このあたりの詳細はその場に同席させていただけなかったので噂話しか記憶にありませんが、上司が新入社員に書かせると答えたことで、会議の参加者が驚いたそうです。


早い話が、上司の責任を新入社員に負わせたのですから、皆さんあきれたのでしょう。成功すれば自分の成果、失敗すれば部下の責任、という輩は日本の会社に結構多いように思います。


そして、小生に始末書が命じられて、それが完成するまで業務停止まで言われております。仕方が無いので図書室に籠って始末書を考えるのですが、1日それを考えているのは、精神衛生によくありません。


幸いのことに、図書室担当女性が毎日お茶を出してくださいましたので、図書室通いは楽しみになりました。そこで見つけたのが当時のコンピューター技術の雑誌。そこでは、オブジェクト指向の初期段階の議論が載ってました。


アラン・ケイがSmalltalkを開発した直後であり、ーーーー詳しくは拙著をご覧ください。ここにはゴム会社を転職するまでのいきさつも赤裸々に描いてます。すなわち当方のDX奮戦記も書いてます。

カテゴリー : 一般

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