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2025.11/24 転職引き留めサービス

表題のサービスを始めた会社があるそうだ。賑わっているのかどうか知らないが、弊社でも困ったことの相談を幾つか請け負った経験がある。


菓子折り程度で問題解決しているが、表題のサービスの料金はどのようになっているのか。もし、若い技術者で、転職したくなったら弊社にまず相談していただきたい。無料です。


最近企業では出戻り社員を積極的に採用している会社が多いと言われている。あのトヨタも積極的に転職者を集めてサービスしているという。


そもそも会社が嫌になる原因は、直属の上司の影響が大きい。例えば、社長や役員に問題のあったあの日産でも退職者が多く、困った、という話を聞かない。恐らく、中間管理職にそれなりに優れた人材が多いのだろう。


当方の知っている日産の知人の一人はもう退職したが、役員ぐらいなれそうな人物だったが、いわゆる担当部長で定年を迎えている。ゴーンが社長になったときに、大リストラをやっているが、あの時は首を切りすぎて運営できなくなった組織が出てきて、慌ててリストラ社員を呼び戻している。


当時、無機材研へ転職した他の知人にそのラブレターを見せてもらったが、ゴーンの署名が入っていた。しかし、セラミックス技術者だった知人は、無機材研で研究者として生きる決心をしたという。


当方も転職と早期退職を経験しているが、本音は転職したくなかった。しかし、写真が趣味であったので、バブルがはじける直前にヘッドハンティングの会社に言われ、さらに同僚二人も転職するというので、決心している。


ゴム会社そのものに悪い印象はないが、交代した本部長がFD事件を隠蔽化するというので、悩んだ。転職した結果は良かったかと聞かれれば、リスキリングの苦労があっても、ゴム会社の新入社員時代に出された宿題を仕上げる機会に偶然恵まれたので幸運だった。


転職して後悔はないのだが、量産試作段階の大きな問題を二種の製品で解決しても給与が増えなかったので早期退職を決意している。会社に多大な利益をもたらした技術を提供しても給与が増えないというのはやはりおかしいのである。金一封でも出たならとどまったのかもしれない。


早期退職を決断した時に環境対応樹脂の開発をある役員から頼まれた。条件として問題解決した当方の技術や環境対応樹脂で用いるであろうデータ駆動の手法などの公開を認めていただいたので、1年退職日を延長し、2011年3月11日を最終日に設定して環境対応樹脂を2種類開発した。


写真会社で当方が担当した技術は、オブジェクト指向で開発し、科学の色付けを行うために学会で発表するように努めた。しかし、環境対応樹脂については退職後の発表となったので、定年退職を1年延長する条件として設定したのだが、そもそもゴム会社で始末書問題で習得した技術である。

カテゴリー : 一般

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