活動報告

新着記事

カテゴリー

キーワード検索

2025.12/08 高分子と環境問題

10年ほど前に脱プラスチックが話題になって、プラストローが紙になったり、レジ袋が廃止または有料化になり、買い物袋のブームとなった。


しかし、紙ストローの使いにくさから、ストローを廃止し、カップから直接飲めるようなプラ蓋が登場し、流行っているという。


高分子と(「の」ではない)環境問題を眺めていると面白い。訳のわからないことも出てくるが、それは、どこか間の抜けた考え方がマスコミに大々的に取り上げられたりした場合が多い。


例えば、海水に溶けるプラスチックが環境問題の本命、と報じられたニュースは、世の中の流れに逆らうような内容である。今世の中は4Rで動いている。それぞれのRを今更説明しないが、どのようにしてプラごみを海に出さないようにするのか努力している最中である。


海洋ゴミの問題は、ゴミを排出しない対策をまず努力しましょう、とプラごみの回収を行っているのである。海水に溶けるプラスチックなら海に流れ出ても大丈夫、と大々的に報じるのは、社会に誤解を招く。


また、今使用されている高分子材料について、すべてを海水に溶ける樹脂とする技術開発は、どこか脱プラスチックと似たようなところがある発想である。


高分子の環境問題ではなく、高分子と環境問題を考えるようにすれば、このような誤った問題の捉え方をしない。

カテゴリー : 一般

pagetop