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2025.12/30 企画(2)

まず結論から述べるが、AIによる企画の自動化は、危険である。未だに企画はディープ・スマーツが重要となる分野である。


高純度SiC半導体治工具事業を27歳の時に企画したが、今その企画書を見ても30点だと思っている。企画が通らなかったのも仕方がないが、指導社員含めてどなたも問題点を指摘してくれなかった。


もっとも、ホスファゼン変性ポリウレタンフォームの企画は、小生の下書きに主務者の方が手直しし、主任研究員が工場試作までの計画含め企画書に仕上げたのが、始末書騒動になっているので、当方の周囲のどなたもそれなりの力量が無かったのかもしれない。


無機材研に留学し、昇進試験で「あなたが推進したい新事業について述べてください」という問いに対して、高純度SiC半導体治工具事業の企画でまとめた内容を答案として提出している。


この答案は、その年に0点がつけられたが、なぜか翌年100点という点がつけられて昇進している。これは実話である。


100点がつけられた背景は、すでに先行投資も社長決裁で決まり、ファインセラミックス研究棟の建設が始まっていたからである。0点がつけられたなら、研究成果を持ってどこかに転職していただろう。


この企画は、浦川本部長のご指導により6年の研究開発の後、住友金属工業とのJVとして立ち上がり、その後21世紀までゴム会社で事業として行われ、8年前愛知県にあるMARUWAに継承されている。


自己採点30点の企画だったが、2回目の昇進試験では100点満点だった。面白いのは、その年の問題には、新事業の問いが出ていなかったのである。

カテゴリー : 一般

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