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2026.01/14 PPS/6ナイロン/カーボン(4)

科学ではχが0とならない系では相溶しないことになっているのに、5種類のナイロンとPPSの組み合わせそれぞれで透明になったのである。腰を抜かしたことで、中途採用の若者が優秀であると理解できたが、同時に当方を信用していなかったことに落胆した。


おそらく、相溶してからスピノーダル分解が生じるので、ナイロンに分散しやすいカーボンがソフト凝集を起こす。そしてそのソフト凝集を起こした、高抵抗体がパーコレーション転移を生じるので、カーボンが高度に分散して生じるパーコレーションよりも抵抗変動が小さくなる、とホワイトボードで説明したことを信じていなかった可能性が高い。


業務がひと段落したところで、改めて、配合を変更せず、何故このプロセスでうまくゆくのか質問してみた。PPSと複数の種類のナイロン樹脂とが当方の予言どおりにストランドの状態で透明になった衝撃が大きかったのか、カオス混合技術を当方がどうして知っていたのか、この若者は逆に質問してきた。


そこで、ゴム会社に入社した時の最初の指導社員が混練の神様のような人で、当方に二軸混練機でカオス混合を実現する方法を考え出すことが宿題と言われた話をしている。

カテゴリー : 一般

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