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2017.09/03 C++の補足

8ビットマイコンの時代はアセンブラーあるいはマクロアセンブラーがプログラミングの道具で、満足なプログラムを組むことができず、あのゲームのハドソンが販売したHuBASICに飛びついた。フロッピーもサポートしていたので、主成分分析や重回帰分析のプログラムを走らせることができた。

 

16ビットの時代になり、Lattice C を購入した。この言語の良いところは、構造化プログラミングが可能で、BASICのサブルーチンに相当するところをライブラリーにして他のプログラムで再利用可能なところであった。

 

その後MIWA C++が販売された。これは、プログラムをコンパイルすると一度Cのプログラムを吐き出してくれたので、オブジェクト指向を勉強するときに便利だった。このC++が中間コードとしてCを吐き出す機構は、わざわざオブジェクト指向の言語を用いなくても、Cでオブジェクト指向のプログラミングができるということを意味している。

 

実際のオブジェクト指向の言語は、Cでわざわざ組むよりも容易にプログラミングできる仕掛けが用意されているのだが、Cでオブジェクト指向的にコードを書いてみると、次のことに気がつく。

 

プログラミング全体の構造設計、特にデータに着目した構造の整理が重要である。その時、プログラムの処理結果に着目して整理すると作業が容易であることだ。

 

このプログラミングの仕組みを業務解析に応用すると、1.ゴールを中心にして、業務の構造を解析整理する。2.複数の構造が出てきたならば、業務のゴールに直接関係する構造とそうでない構造に分類する。という作業が見えてくる。

 

昔、チャート式数学という受験参考書があったが、そこに書かれていた、問題解決の極意として「チャート:結論からお迎え」が、単なる入試数学のためだけでなく、実務にも役立つチャートであることを思い出した。

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