活動報告

新着記事

カテゴリー

キーワード検索

2018.05/17 ハラスメント

セクハラ、パワハラ、**ハラと毎日ハラスメントの文字を見ない日が無い。相手がどのように受け取るのかを配慮しながら行動をしなければいけない時代である。

 

仕事に一生懸命になると、どうしても力が入り、自然と言葉が強くなる当方はパワハラを犯すのではないかとびくびくしている。ただサラリーマン時代と異なるのは、相手がお客になるので、こちらが弱い立場でありパワハラにはなりにくい。

 

逆にお客が逃げる心配をしなければいけないが、当方の仕事のスタイルは、お客のために一生懸命全身全霊で貢献するのでまともなお客ならばご理解いただけると思っている。

 

何日か前に、あるお客が事務所に訪ねてきた。お客だから図々しい要求を平気でしてくる。大会社の担当者はこの時パワハラに注意しなければいけない。弊社は中小企業なので、弱者として扱われる。

 

明らかにパワハラを受けているのだが、本人はパワハラを意識していない。当方は優しく、まだご契約をしているわけではないのでお帰りください、と申し上げたら態度が急変した。

 

その後の打ち合わせは、どちらがお客かわからない状態になったのだが、話しながらハラスメントなるものの特異な問題に気がついた。ハラスメントを無くす努力は大切である。

 

しかし、ハラスメントではないような状態でも弱者側がハラスメントを指摘したならアウトとなる現在の社会の認識では、本音を出せなくなる社会になってゆくのではないか。

 

たてまえで行動するのが日本社会と言われているが、まったく本音を言えない社会ではない。本音がどこからか聞こえてきたりして、その本音に忖度するような仕事の進め方が、まだ社会で許されている。

 

多少の言い過ぎやおふざけを許容できる世の中が人間らしいと思うが、過去の感覚で生きていると無意識にハラスメントを行う危険がある。人との交流に必要なスキルのレベルを数段高くしなければ無味乾燥な世間になる。この年でも自己変革が求められる厳しい時代だ。

カテゴリー : 一般

pagetop