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2019.05/03 家を建てるなら(7)

見積書には図面が付いており、間取りは当方が示した間取り通りの2世帯住宅だった。こちらの指示通りの間取りだったのですぐに契約したのだが、それが間違いだった。その見積書には、キッチンや風呂などの仕様が入っていなかった。

 

図面には、キッチンや風呂場が書いてあったが、その仕様は別の見積もりとなり、契約後細かく決めていったら、当初の見積もりの二倍になった。

 

しかし、一生に一回の買い物と思い現在に至る。ところが、建築直後に雨漏りがあったり、天井の補強板が忘れてあったり、とお粗末なことが続いた。

 

今年の1月末には二回目の壁の塗り替えが終わったが、あまりにもずさんな作業で1階の玄関の扉が汚れた。謝罪もなく、クレームとして言えば直してくれるだろうと思い、扉を修繕依頼したら5万円支払うことになった。

 

1月末に工事が完了しすべて検査し合格したと言われたが、外壁の3ケ所に大きなバリの様なものがひらひらとついていた。くい打ち不正をした会社であることを忘れていた。仕方がないので自分で処分したが、どう見ても2ケ所見苦しい。

 

工事終了後のお決まりのアンケートにクレームとして書いたら、担当者が来て後日修正します、といって帰ったが、その後なしの礫でもう5月である。

 

平成に工事が完了し時代が変わってもそのままである。平成の終わりには、駆け込み結婚などが話題になっていた。担当者の挨拶は何だったのだろう。

 

昔、親はどのようにして思い出に残るような快適な家を建ててくれた工務店を見つけてきたのだろう、とふと考えた。一流メーカーだから、と安心して契約したのだが、その後マンション建設のくい打ち不正を行い社会問題になるようないいかげんな企業だった。

 

社長が頭を下げているニュースが報じられたが、あれは不誠実な形だけの謝罪だったのだろう。その後も泣いている客はいる。当方だけでなく、昨年末高校の同級生で中部電力を退職した友人が、一流メーカーだと思って退職金で家を建てたが、寒い家だ、改築前の木造の方が良かった、とクラス会で文句を言っていた。

 

そこで当方は雨漏りより隙間風の方が一酸化炭素中毒にならなくてよいだろうと言ったら、暖房はすべて電化されていると怒っていた。

 

 

カテゴリー : 一般

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