2019.06/13 AIの普及で考えなければいけないこと(1)
AIの普及に負の効果があることを以前指摘している。その前にAIの普及で形式知に対する人類の負担が軽減されるようになる点を説明したい。
そのような説明は不要だと言われそうなので、形式知はAIの最も得意とする分野であること、そしてAIは科学の思考法で動作しているという特徴があることだけに留める。
AIのこのような特徴のため、企業が科学の形式知を備えたAIを導入したならば、研究開発では大幅な効率アップとなる。
社会的にはアカデミアの大リストラが必要になり、これはAI普及の負の側面である。おそらく今活動している科学者の半分以上は不要になる可能性がある。
一方そのような大リストラは社会の負債になるから、アカデミアで働く科学者の意識改革がその前に行われて、それに従う科学者と反対する科学者がふるいにかけられるだろう。
一昔前ならばこのようなときに同情する人が社会にいたが、これはAI対人間の戦いであり、同情する人はでてこないかもしれない。アカデミアには厳しい時代になる。
しかし、今アカデミアはある活動を行うことでAIの時代に生き残ることが可能となる。それは弊社に相談していただきたいが有料である。
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