2021.04/08 WEB会議に最適なスピーカー
昨日音工房Zの視聴会に出席した。Z600-OMMF4という型番のデスクトップスピーカーキットである。スピーカーユニットは、昨年発売された音友ムックの付録マークオーディオOM-MF4を用いている。
すでに、このユニットを1台あたり2個使用したスピーカーの視聴を経験していたのでかなりの期待をして今回の視聴に参加したのだが、音が明瞭に聞こえWEB会議に最適なスピーカー、特に管理職となってノートパソコン付属のスピーカーでは音声が聞き取れにくくなった人に是非使用してほしい、という結論である。
デスクトップスピーカーということで通常のPCからデジタルアンプで増幅しているので、その音質を心配したのだが大変クリアーな音でロンカーターのベースを弾く指の動きが見えるようだった。
ただし指は動いているのだが、ベース音はウッドベースのそれではなく、ギターから発せられたベース音である。期待値が大きかったので、その音にややがっかりしたが、音工房Zはそのあたりを承知されていて、サブウーファーを併用し視聴できるようにセッティングされていた。
サブウーファーのスイッチを入れてボリュームを上げてゆくと、驚いた、高級スピーカーでロンカーターを聴いているかのような音である。今回のデスクトップスピーカーでは低域が不足していたが、低域の減衰量がサブウーファーとのつながりを最良にするような鳴り方である。
それでは、と思い、サブウーファーのスイッチを切ってプレアンプの低域を持ち上げて聞いたところ、低域は聞こえるようになったのだが200Hzあたりも持ち上がり、ややブーミーな鳴り方に変化した。このスピーカーはすなおにサブウーファーとセットで用いるべきスピーカーなのだろう。
音楽を聴くにはサブウーファーが必須となるが、おそらくWEB会議用には市販スピーカーと比較しても1,2位になると思われる聞き取りやすいスピーカーではないかと感じた。歪感はほとんどなく、分解能が高いので、40代から始まる耳の劣化に対応した最適なWEB会議用スピーカーだと感じた。
値段を聞いて驚いた。自分で組み立てる必要があるが、スピーカーユニットと合わせて2万円弱でボーズのデスクトップスピーカーより安い!ボーズのデスクトップスピーカーでも音楽を聴くには不満が残るので、もし、良いデスクトップスピーカを欲しい、と考えられている方は、一度音工房ZのHPを覗いてみてはいかがか。
カテゴリー : 未分類
pagetop