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2022.03/05 情報化時代の戦争

連日ウクライナの様子がTVで放映されている。日本で放映されている映像は、すべて真実と信じているが、ロシアとウクライナ双方が情報戦を繰り広げている、というレポーターの説明がなされるとすべて信じてはいけないのかと一瞬思う。


しかし、スマホで撮影された原子力発電所砲撃の映像は、異常なほど恐怖感を与える。当方でさえ怖いのだから、実際に福島原発の被害を経験された方は、映像そのものを見ることができないかもしれない。


いくら戦争が政治の最後の手段と説明されたとしても、原子力発電所の砲撃だけは禁じ手として頂きたい。今のところ大事には至ってないが、ロシア側の原子力発電所そのものは狙っていない、という説明を信じることができない。


映像は、原子力発電所の一部破壊された様子とミサイルがまだ飛んでいる様子だ。さすがに世界も危険に感じたのかIAEAが動き出した。


先日のTV討論で橋下氏が戦争回避をできなかった愚についてウクライナ人の政治評論家に語っていたが、もう起きている状態では空しい意見だろう。


戦争の難しさはどちらかが負けるか譲歩しない限り終わらない点にある。ところで、NHKの大河ドラマでは戦国時代を描くと視聴率が高いと言われている。


日本史について苦手意識があったせいか、織田信長から徳川家康の時代までの流れをうまく理解できず不思議に感じている。織田家にも豊臣家にもチャンスがあったのだ。


また、戦国時代の終りに淀君という女性が登場する点もこの時代の流れを複雑にしている。秀頼が本当に秀吉の子供であったのかどうかDNA鑑定で結論を出していただきたいが、当時の栄養状態と秀吉の過去の女性遍歴から推定しても秀頼は秀吉の実子ではない可能性が高い。


秀吉もそのことに気づいていたのではないか、と当方は想像している。色ボケした老人が朝鮮出兵など指示したりする様子がドラマで描かれたりするが、歴史をゆがめているように思う。


しかし、この時の秀吉の精神状態について何も記録は残っていないので、色ボケ老人説を否定できない。一方で、石田光成と加藤清正の不仲の原因を朝鮮出兵当時の光成のマネジメントにあった、とする説が残っている。


光成ほどの知恵者であれば、色ボケ老人をコントロールできた可能性が高いので、もし秀吉が色ボケ状態だったなら朝鮮出兵をもっとうまく終結できたに違いない。


未だ終結への道筋が見えないロシアとウクライナの戦争だが、大国ロシアの思慮を欠くクレージーともとれる破壊行為について、指示したリーダーの精神状態をどのように説明したらよいのか。

 

 

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