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2022.10/13 Pythonの手軽さ

パーコレーションのセミナーでは、一部の手順についてはクラスで記述し、残りの部分はメソッドと手続き言語として記述したプログラムを配布している。


この理由は、Pythonという言語の手軽さに慣れていただくためである。パーコレーションのシミュレーションは、導電性粒子の分散位置を決めるクラスと抵抗を計算するクラスの二つで構成される。


後者のクラスについてメソッドで大半を記述している。このシミュレーションプログラムを二つのクラスで記述すると、繰り返しのシミュレーションを簡単に記述できるようになる。


そして繰り返した後に平均をとることも簡単にできる。簡単にできるが、最初は難しく感じるので、動作が保証されたプログラムを使いながらいろいろ変更してプログラミングの練習をするのである。


まず、プログラミング環境も含め慣れることが大切である。プログラミングが難しいのは、英会話とか大阪弁や名古屋弁を練習する方法とは少し異なる。


コンピューター「言語」といわれるが、言語ではないのだ。言語ならば、いいかげんな表現でも通じる。年をとった夫婦の会話は「あれ」「それ」で済んでしまうが、コンピューターにいくら慣れ親しんでもそこまでならないのだ。


このどうにもならない感覚を身に着けるまで多少時間がかかる。プログラミングが初めての場合には1か月ぐらいかかるかもしれないが、何かかじったことがあれば、1週間程度で身につく。


そしてこれが身に着くと他のコンピューター言語について1日マニュアルを読んでおればすぐにコーディングできるようになる。予約語がたった33語のPythonならば半日である。


プログラミングスキルについては独学が可能だが、セミナーでは身に着けるツボを指導している。WEBで公開されている無料の初級編とは異なり、直接実務で生かせるレベルを指導している。セミナー受講後は配布されたプログラムで宿題をこなしながら慣れるのである。


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