2023.03/12 政治家女子48党
NHK党ガーシー議員が国会を欠席し続けた責任をとってNHK党立花党首が辞任したと思ったら、NHK党を表題の政党名に改称した。
立花氏については、その言動も含めよく理解できないが、なかなかの企画マンであることをその活動から印象として持っていた。
また当方も表題のような政党が現れたら面白いと少し考えていた。ただし、口に出したなら世間から軽蔑されるのではないかとの懸念から友人との話題として、たとえそれが酒の上であったとしても出しにくかった。
またメンバーをどのように集めるのか具体的なビジョンさえ描くことができなかった。ゆえに今回の立花氏の突然の辞任とNHK党を表題の政党名に代え突然政治家女子集団を登場させた手腕に驚いている。真面目に考えただけで実現できるような政党ではない。
ただし、立憲民主党が選挙戦略として共産党と連携する姿よりも政治集団として明快である。また、ネットに公開されている情報を集めてみるとかなり手の込んだ活動をしており、この数か月間で準備したとは思えない、おそらく1年ほど準備期間をかけたかもしれない真剣さが伺われる。
メンバーもいい加減に集めたようには思えない。失礼かもしれないが泡沫候補と感じるようなメンバーもいるが、看板を取り払ってその主張を聞くと真剣に投票したくなるメンバーもいる。
この政党について表面だけ見ていると、政治を茶化しているような印象を受け、とてもこの政党へ投票する人などいないと感じるかもしれない。
しかし、現在16歳の世代は2年後の参院選で18歳となり選挙権を得ることからとんでもない結果がその時出るかもしれない、と思うと、日本の未来が心配になるのと同時に日本の政治にイノベーションが起きるかもしれない期待が少し出てくる。
もし、2年後立憲民主党が共産党ではなく政治家女子48党と連携するようであれば、大きな話題となるかもしれない。少子化問題は待ったなしだが、この政党の躍進が日本の政治改革の起爆剤になるかもしれない、という期待をしなければいけない政治状況である。
カテゴリー : 一般
pagetop