2023.03/27 AI(4)
ニャントークをAIと呼んでよいのかどうか知らないが、このような自称AIが巷に溢れてきたが、日々の問題解決において、現代の技術によるAIが人間よりも優れたソリューションを提供してくれるかどうかは、そのアルゴリズムによる。
例えば、数年前から注目されているマテリアルズインフォマティクスはAIでデータマイニグすることにより注目されているが、回帰の問題を解くときには、AIによらず、すなおに多変量解析を行った方が良い場合がある。
自然現象の中には非線形で変化する現象も存在するので、多変量解析で解析できない場合もある。その時にいわゆるAIの手法でプログラミングして問題解決するぐらいの考え方が良い。
人間の頭と多変量解析結果を利用してデータマイニングしてもマテリアルズインフォマティクスである。人間の頭を使っているから、それは違うという専門家は、少し勉強した方がよい。
自然現象の多くは線形変化が多いので、日常の技術開発で遭遇する問題の多くは多変量解析によりデータマイニングできる。そのような理由から弊社では重回帰分析と主成分分析の処理が可能なサイトを無料開放している。
弊社のプログラムはJavascriptで作られているので、実行時はユーザーのマシン上で動作する。ゆえに安心して活用していただきたい。4月には多変量解析のセミナーも開講を予定している。
プログラミングができなくても、弊社のサイトを利用すれば、多変量解析の結果を容易に得ることができる。問題はその解釈方法、すなわち人間の頭を用いたデータマイニング方法である。
セミナーでは事例をもとに解説するのでわかりやすいと思っている。今なら開催希望日をご連絡いただければご希望に沿えるよう努力いたします。
なお本日技術情報協会による高分子の劣化と寿命予測に関するセミナーを開催いたします。弊社にご連絡いただければ、10時半からのセミナーに参加できるよう手配いたします。
カテゴリー : 一般
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