2023.05/23 プログラマーではない
昨日Pythonについて書きましたが、職業がプログラマーと誤解されたのではないかと心配している。当方は日曜プログラマーのカテゴリーに入るかもしれないが、専門は材料科学である。
さらに金属やセラミックスだけでなく高分子材料まで扱う。それぞれの材料分野で学会等から賞を頂く成果を出しているだけでなく学位論文では無機化学から有機化学まで論じているので自称材料科学の専門家と言っても許されるだろうが、技術者だ。
日本人が日本語を話すように、仕事を早く仕上げるためにコンピューター言語が必要だったので多数のプログラミング言語を使うようになった。
例えば、名古屋に行けば名古屋弁を大阪では大阪弁を話すようなものだ。中国に行ったときに最初は中国語を話していたが、中国語を話せない方が楽しいと分かり、日本語以外の言語は話せないことにしている。
かつて当方が中国語を話した痕跡は、弊社で販売した中国語講座の電子ブック3冊の工夫を見ていただければ納得いただけると思う。
さて、コンピューター言語について、コンピューターを使う時にそれを使いこなせると便利だ。これは特に説明の必要はないだろうが、何か計算したいときに、エクセルなどをわざわざ立ち上げず、電卓を使う。
同様にTM実験を行った時には、エクセルを使うよりPythonのほうが便利だ。Pythonでデータ整理しエクセルファイルに落とす。これが便利な使い方である。
その他コンピューターを使っているときに、プログラミングができると重宝する(注)。プログラマーでなくてもプログラミング能力を身に着けていることが常識の時代となった。これは小学校教育でプログラミング科目が指導要領で必須科目となったことからも明らかだ。
(注)8ビットコンピューターの時にPIPSが話題を集めた。エクセルにはVBAがあり、PIPSよりも使いやすいが、VBAよりもC#の方がさらに使いやすい。これはPythonでも同様だが、オブジェクト指向言語としてC#は洗練された設計になっている。ボーランドC++のクラス設計も使いやすかったが、C#はC++の問題を解決しているので普及したのだと思っている。
カテゴリー : 一般
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