2023.06/25 Python
コンピューターで問題を解くときにはプログラミングスキルが必要になる。MS-エクセルのような表計算ソフトウェアーにもソルバーが用意されているので単純な問題であればそれで解くことができる。
少し込み入ってくるとビジュアルBASICを立ち上げる必要が出てくるが、一応MS-エクセルはそれなりの道具として使える。オブジェクト指向も実装しているので昔よりはバグを抱え込みにくくなっている。
もし、オブジェクト指向で問題を解きたいならばC#をお勧めする。おそらく安価なプログラミング環境としてC#はビジュアルBASICよりも使いやすい。
お金をかけたくないというならば、Pythonが唯一の選択肢となる。理由は各種ライブラリーも無償提供されているので、C#よりも費用がかからない。
Pythonを使うならばエディターはVisualStudioCode(VSC)をお勧めする。ジュピターノートブックとかその他無料エディターがあるが、VSC環境でもジュピターノートブック的プログラミングが可能だ。
おそらくPython用エディターとしてVSCが最も使用されているのではないか。無料にもかかわらず、どんどん機能アップされている。
C#とPythonの比較はナンセンスである。無償でガンガン使いたいならPythonと決まるからである。それではC#は不要か、というとそうではない。計測器の制御とか行おうとすると、PythonよりもC#の方が便利だ。
また、大規模プログラミングを行いたいならば、C#の方が安全だ。Pythonでもオブジェクト指向が実装されているので大規模プログラミングが可能だが、C#との比較になるとやはりC#となる。
ゆえに今の時代、大人がプログラミングスキルを学びたいならば、まずPythonを学び、それでオブジェクト指向に慣れてきたらC#を学ぶという手順が良いかもしれない。
Pythonが不得意なところをC#で記述し、両者の混合プログラミングも可能な仕掛けがそれぞれに用意されている。C#でPythonを呼び出す方がプログラミングしやすいので当方はC#で大枠を書き、細かいところをPythonで記述し、それを呼び出す手順であるが。
カテゴリー : 一般
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