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2023.12/30 データサイエンスのスキルが身を助ける

2010年から始まった第三次AIブームでマテリアルズインフォマティクスが誕生しているが、コンピューターを使ってデータマイニングする手法は、50年近く前から登場していた。


第一次AIブームでは、コーリーがコンピューターを用いた有機化合物の全合成経路算出に成功していたし、当方は80年にポリウレタンの難燃化手法にコンピュータによるデータマイニングに成功していた。


来年3月に開催される日本化学会春季年会では、この時の手法と現在のAIによる手法との比較結果を発表する。今そのための準備に忙しい。


春季年会の発表では、実験方法にも言及し、データサイエンスが技術者の常識となった現在ならばこのような実験が好ましい、という結論を用意している。ご興味のあるかたは春季年会で当方の発表を聞きに来ていただければと思っています。


79年にゴム会社に入社以来、コンピューターを用いる問題解決法を検討してきたが、それが原因で転職することになるとは想像すらしていなかった。


すなわち、電気粘性流体の耐久性問題について1年かけて証明された解決不可能という「否定証明」を一晩のコンピューターの計算でひっくり返している。そしてこれが原因でFDを壊されたりその他ハラスメントがあり、それらが隠蔽化されるとの方針が出たので転職に至っている。


転職後もコンピュータを用いたデータマイニングにより数々の問題解決をしてきたが、思いで深いのはカオス混合装置の発明である。


弊社のデータサイエンスに関わるセミナーでは、こうした体験に基づく事例が中心であり、即自分の仕事に展開できるように質問時間も十分にとっています。1月には無料セミナーを予定しております。

カテゴリー : 学会講習会情報

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